子ども脱毛とは。脱毛可能な年齢やリスク

子どものバレリーナ

脱毛は肌をよりきれいに見せるために効果的な方法です。最近では多くの人が脱毛を行っており、さまざまな場所で独自の脱毛が行われています。
しかし脱毛は大人だけのものではありません。近年は子どもでも脱毛をしたいという希望が増えてきています。子ども用の脱毛やそれによるリスクについて解説します。

エステ脱毛は何歳から?

脱毛は低年齢化が進んできていますが、エステ脱毛であれば原則として7歳から施術を受けることが可能です。ムダ毛が気になる思春期の女性も問題なく利用することができます。未成年者は保護者による承諾が必須となります。

永久脱毛は何歳から?

永久脱毛の場合、18歳未満は基本的に断られてしまいます。理由を見てみましょう。

不安定なホルモンバランス

18歳未満では月経が不安定であったり、そもそも始まっていなかったりしてホルモンバランスが不安定です。そのため、脱毛を断らざるを得なくなります。生理とホルモンバランスは密接に関係していることから、18歳以上でも安定した生理が来なかったり、そもそも生理が始まっていない場合は永久脱毛を断られる可能性が非常に高いです。

成長過程の体

18歳未満はまだ成長過程にあるため、体の機能は完璧に仕上がっていません。その状態で永久脱毛を行うと何らかのトラブルが発生する可能性があり、その後の身体への影響が懸念されます

永久脱毛は毛の再生組織である毛乳頭を破壊する医療行為に当たり、こうした医療行為は成長がある程度止まってからのほうが安全とされています。そのため、多くのクリニックや皮膚科では18歳未満の永久脱毛を断っています。ちなみに、18歳以上であっても未成年の場合は脱毛が可能ですが保護者の承諾書が必要となります。

子どもが脱毛を受けるリスク

多くのエステでは子供も脱毛が可能ですが、リスクを忘れてはなりません。

効果・痛み

子供は毛根が十分にそろっていないため、脱毛をしたとしても新たに毛根が増えることで脱毛の効果が打ち消されてしまう可能性があります
また、肌は大人に比べて薄いので脱毛時に痛みを感じやすいです。痛みを和らげるために脱毛器の出力を弱めると、毛根にダメージを与えることができずほとんど効果が出ないという可能性もあります。

ムダ毛が無くならない?

女性は生理を迎えることで心身ともに大きな変化が生まれますが、この変化は女性ホルモンによってもたらされます。上記のように、ムダ毛とホルモンの間には密接な関係があり、早いうちから脱毛をすると生理の開始やホルモンバランスによってムダ毛が増えることは十分に予想できます。大人はホルモンバランスが安定するのでこういったリスクはありませんが、子供の場合は注意が必要です。

以上の二点は、簡単にいうとお金がムダになるというリスクです。

健康への悪影響

脱毛後は日光を浴びることを避けなければいけませんが、子どもはどうしても日光のもとに出なければならない場面が考えられます。たとえば、学校の体育の授業です。屋外の授業になると直射日光を浴びてしまいます。大人であれば念入りにケアをすることで日光の被害を防ぐことができますが、子どもだとそうはいきませんよね。

紫外線や日焼けの影響を非常に受けやすいということで、脱毛後に健康を害する可能性が考えられます。こう考えると子どもの脱毛は大人の脱毛以上にリスクが高いことがわかります。

子どもの脱毛コースの内容

実は、子どもの脱毛のコースは大人の脱毛のコースとそれほど変わりはありません。大人と同じように全身脱毛を行うこともできますし、コンプレックスを抱いている部分だけを脱毛する部分脱毛のコースを選ぶことも可能です。

脱毛器の出力

サロンによって異なりますが、子ども用に出力を抑えるというサロンもある一方、大人と変わらない出力で脱毛を行うというサロンもあります。しかし、子どもは大人に比べて肌が弱いですので、大人と同じ出力で脱毛を行うとより強い痛みを感じる可能性が高いです。クリームタイプの麻酔で痛みを和らげることもできますが、それでも大人よりも肌にかかる負担は大きいということに注意してください。

料金

子供は大人に比べて料金は安くなるところがありますが、それでも大人とあまり変わらない金額で脱毛を行うことになります。全身脱毛を行うと大人と同じように10万円以上の費用がかかることもありますので、安さには期待しないほうがいいでしょう。

子ども脱毛の目的

ムダ毛をコンプレックスに感じる

子どもが脱毛をしたがる一番の理由は、ムダ毛をコンプレックスに感じたり、それを笑われるのを恐れたりするからです。

最近は、高校生に限らず中学生や小学生までもがムダ毛の処理を徹底しています。産毛程度のムダ毛であればかみそりで剃毛すればいいのですが、濃いムダ毛になってくるとかみそりでの剃毛だけでは処理しきれなくなってしまうため、脱毛をしたがるのです。

大人になればムダ毛が気になる部分の肌を意図的に隠すことが可能ですが、子どもは体育着を着なければならない場面やプールの授業で水着を着なければならない場面など、肌を人に見せなければならない場面があります。その時にムダ毛が目立ってしまうと、本人が気になってしまうだけでなく、周りから笑われてしまう原因にもなります。自分が堂々とするためにも脱毛によってムダ毛を処理したいと願うようになるのです。

美意識の高さ

また、現代の子どもは昔に比べて美意識が高いというのも子供が脱毛を望む大きな理由です。ファッションにこだわったり、化粧をしたりして自分をきれいに見せたいという意識が高まってきており、ムダ毛をなくして美しくなりたいと考える子供が少なくないのです。

子どもが生活する環境は昔と比較すると大きく変化してきています。子どもであってもムダ毛の処理をするという文化が根付いているといってもいいかもしれません。ムダ毛が原因で学校でいじめられるケースも実際にありますので、お子さんが脱毛をしたいと言っても頭ごなしに否定するのではなく、事情を聞いたうえで検討してあげてください。

施術前にしっかり話し合いを

脱毛には高額な費用が掛かります。未成年の場合は保護者が代金を支払うことになるでしょうし、リスクも付きまといます。保護者と子ども、そしてサロンがしっかり話し合いをしたうえで脱毛を受けるかどうか決定することをお勧めします。

ただ、脱毛の効果を十分に得るには成人後がベストです。成人になるまで本格的な脱毛を待つというのも一つの手段ですね。